篠田です。
不動産投資を
勉強されている方は、
銀行の評価基準を
良く知っていると思います。
そこで使われる指標として
有名なのが「積算評価」ですよね。
・土地は路線価×敷地面積
・建物は再調達価格
これを足して
物件の評価額を計算するってヤツです。
物件情報のメールにも
「積算が出ます」
「高積算物件です」
なんて内容が良く書いてありますよね。
ですから
今は誰でも「積算評価」って
とにかく使います。
特に不動産仲介の営業マンは
使う人がホントに多いです。
まさに、
猫も杓子も「積算評価」って
感じだと思います。
確かに「積算評価」は大切なんですが、
それはあくまで目安なんで、
何処の銀行でも
それをそのまま評価にする所は
ほとんどありません。
特に地銀はそこから
独自に掛け目が入りますんで、
積算評価と実際の評価額が乖離します。
だからみんな
地銀は評価が出ないって言うんです。
特にSMBCから融資を受けていたり、
担当者さんとコミュニケーションを
とっている人ほど
そう感じる傾向があります。
ですから
SMBCと比べて
「使いにくい」と感じるんですね。
ちなみに、
土地の評価は路線価だったり
公示価格だったり、
建物の評価も再調達単価が
まちまちだったりします。
それくらい
それぞれの地銀で
物件評価が違うんですね。
という事は、
その特徴を良く考えると
同じ物件でも地銀によって
評価は全く違うって事になるんです。
慣れないと良く分からないと思いますが、
実際にそうなんですね。
これを良く理解してないと
ホント地銀は使いにくいと思います。
逆に言えば、
この特徴さえ掴めてしまえば、
地銀って凄く使い易くなるはずです。
いきなり
その違いを理解するのは
難しいと思いますが、
まずはそんな違いがあるんだと
理解して下さい。
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