篠田です。
先週のことです。
登録してない番号から着信がありました。
その時は出れなかったんで
すぐに折り返すと、
3棟目の管理会社さんからでした。
電話口では
何やら慌ててる感じだったんで
何かトラブルだなーと
すぐに分かりました。
「先程、入居者さんから連絡がありました」
「水が全然出なくなったみたいです」
「すぐに調べたら給水ポンプが止まってて、おそらくダメかと」
「このままだと水が全く使えないんで、マズイです」
「とにかく今できる事をやってみます」
こんな感じで連絡がきました。
私も水が使えないのは
さすがにマズイなと思って
どうしようかなーって焦りまくりです(汗)
とりあえずポンプがダメなら
交換すればいい話なんですが、
今日の今日で納品される訳もないですから
最悪1日、2日は断水になるのかもとは
覚悟してました。
そうは言っても、
水が全く使え無ければ、
生活が成り立ちませんよね。
そんな事になったら
入居者さんに大変な迷惑をかけちゃいますし、
それを考えたら申し訳なくて
私もホントに困ってしまいました。
そして、
対応を考えながら
30分が経過したところで
また管理会社さんから電話がありました。
「もしもし、ポンプの件ですが、やっぱり交換しないとダメですね」
「それで、物件を管理してるガス屋さんに聞いてみたら、同型の中古ポンプを持ってるそうで、それを一時取り付けてくれるそうです」
「なので、とりあえずは大丈夫です」
「良かったですね」
私は「え?、そんな事してくれるの??」
「マジかー!!」
って感じで、
ビックリしちゃったんですけど、
とりあえず断水っていう
最悪な状況は避けられたので
ホントに良かったです。
それで、
そのあとすぐにガス会社さんが
ポンプを交換してくれたので、
大きなトラブルにならずに解決できました。
ホントに
入居者さんに迷惑をかけなくて
良かったと心から思いましたよ。
ひとまずは
トラブルは解決したんですが、
なんでガス屋さんが
中古のポンプを持っているのか気になったんです。
皆さんも気になりますよね??
なので、
すぐにガス屋の社長さんに
電話して聞いてみました。
そしたら、
その訳を教えてくれたんです。
「もしもし、はい。ポンプの件ですか?」
「無事に取り替え終わりましたよ」
「なんで中古のポンプを持ってるかですか?」
「ウチは住宅設備もやってるし、色んな物件にガスを供給してるから、たまにこんなトラブルがあるんですよ」
「それを知ってるから、いくつかのタイプの中古のポンプを持っておいてすぐに応急処置ができるようにしてるんです」
「ですから、今回もすぐに対応できたんです」
「オーナーさんのところは継続してガスを使ってくれてますんで、困った時はいつでも対応しますよ」
「いつも当社を利用して頂いてありがとうございます!」
って感じの答えが返ってきました。
いやー、
こんな話を聞いて、
私はめちゃめちゃ感動しちゃいましたよ。
そう言えば、
物件を買ったときに
ガス屋さんはそのまま
継続してたんですよね。
よくよく聞くと、
オーナーチェンジの時は
だいたいガス会社も替えられちゃうんで、
私みたいに替えない人は珍しいみたいですね(笑)
それで、
恩義に感じでくれてたみたいで、
今回も迅速に対応してくれたって訳なんですよ。
私の中では
普通の感覚なんですけど、
やっぱり変えちゃう人が多いんですね。
でも、
無意味に変えても
そのガス屋さんから恨まれちゃいますし、
今回みたいに助けてもらえれば
ラッキーじゃないですか♪
私はそんな感覚で
色んな業者さんとお付き合いしています。
それと、
結局ポンプは新しくする事にしたんですが、
このガス屋さんに発注しました。
見積りを確認して、
価格交渉は一切せずに
そのままお願いしました。
値段じゃないんですよね。
助けてもらった相手に対して、
工事を発注する事が恩返しだと思いますから。
そんな野暮な事はしないです(笑)
どんな時代になっても、
こう言う感覚がやっぱり大切なんじゃないかなと思います。
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